作品No | iw-00420 |
作品タイトル | 東野を翔る |
ふりがな | |
製作会社 | 岩波映画製作所 |
スポンサー | 盈進学園東野高等学校 (現)学校法人盈進学園東野高等学校 |
製作年 | 1986年 |
月 | - |
日 | - |
分数 | 56分 |
色 | カラー |
カテゴリー | 文化映画・建設記録・建築思想・高校教育・学校建築 |
シノプシス | 埼玉県入間市の狭山丘陵の一角、茶畑などの農地や農家住宅に囲まれた場所に、本来の地形や地域特有の風土を生かし新たにつくられた盈進学園東野高校キャンパスの建設記録。人間教育、個性教育の器としてのキャンパスづくりが狙いだった。設計を依頼した、カリフォルニア大学クリフトファー・アレグザンダーの「建築にとって最も大切なのは人間の感情に根差すことだ」「自然と折り合って暮らす」「設計にユーザーが参加する」「最終的な完成イメージはおかず、環境にかかわるすべてのイメージから決定はみちびかれる」という考えにもとづき、キャンパスに生命を 与える池を中心に、キャンパス内や周辺環境との調和を考えて、建物配置や規模、デザイン、材料、色彩などが検討され変更が加えられてゆく。設計や検討過程には、アレグザンダーや建築管理担当の西ドイツの建築家ハンス・ヨアヒム・ナイスを核に多くの教職員、施工業者がその都度参加し、「詳細図は立ち上がりを見ながら工事中にしめされてゆく」という異例の方法で進められた。 |
映像内容 | 茶畑に目印の旗を立てる、 (位置を指示をするクリフトファー・アレグザンダー) 池予定地を掘る、池、建物、正門の位置を示す旗 サイトプランをもとに語り合う教職員、 構内の建設模型 語るアレグザンダー(日本の伝統建築のもつ良さ) 建設地埼玉県入間市 ロング、街道沿いの木造建築、寺院、 キャンパス建設地、 トラクターでグラウンド造成、 現場監督のハンス・ヨアヒム・ナイスと教員 図と模型で検討、さらに現場で確認、現場で検討しあう、 木造体育館建設 太い角材を鑿などで成形、設計図と体育館模型で検討、 鉄骨建物に生コンうち、 語るアレグザンダー(設計にユーザー参加の重要性を語る) 工事途中でつくられる詳細図 瓦をみて検討しあうナイスと教員たち、瓦製造作業現場、 木造校舎建設現場、 見学にきた中学生と父母たちに「教育の考え方」を説明する教師、 木造体育館模型をみて検討しあう教師たち、 組みあげられた木造の骨組み、 回廊の柱を囲みながら検討、建築中の建物群、 木組みの屋根に瓦を取り付ける、 建設中の建物との調和をみながら現場で池の設計を変更、 茶畑に囲まれた建設地(ロング) 池の掘削、屋根を張る、上棟式の記念撮影、 学校周辺の農村のたたずまい、 毎週金曜日の建設委員会 色彩を検討しあうナイスと教員、設計者、施工業者たち、 教室のサンルーム工事、壁面塗装作業(左官)、 池の底面にコンクリ-ト打ち、底面周囲に玉石を敷きつめる、 アレグザンダーと建築家イングリッド・キング夫人とナイス 大講堂をみて色を検討 雪の日 大講堂と池の橋、大講堂内装作業(板を敷き詰める)、 語るアレグザンダー(パターン・ランゲィジについて) ほぼ完成したキャンパス(昭和60年4月) 門と回廊、池と周辺、大講堂(外観、内部)、校舎群、 教室(外観、内部)、机と椅子、木造校舎、池と建物、 外廊下、小部屋のある食堂、など 周辺の茶畑 茶葉の摘み取り作業 門から校内へ歩む人の流れ (以上) 正味 55分42秒(00’00~55’42) データ作成:中村光一 |
スタッフ | 制作:陣内直行 企画 金重義宏 脚本・監督 諏訪淳 撮影 三角善四郎 川島安信 |
受賞歴 | |
言語 | 日本語版 |
画面サイズ | |
ノンフィルム | |
文献情報 | |
備考・関連情報 | |
参考画像 |
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原版 | 16mmネガ |
試写 | ○ |
素材提供 | お問い合わせください |